銚子へ出かけてきました。
経営の危機にある銚子電鉄に乗りたかったのですが、時間が許さず断念。
しかし、マニュアル化した冷徹な若年層が跋扈する我が国の首都では垣間見ることさえ希有な光景が、そこには日常茶飯事的に広がっていました。
なんか、嬉しかった。
自動化されてない有人の改札が向かえてくれた駅には小さなこどもが集団で戯れていました。
それは、この国の家族形態が変えた親子同伴の付き合いではなく、こどもたちはこどもたちでまとまれるという、かつてのムラ社会でした。
今のこどもたちは、過保護下でわがままに、独善的に、利己的に育ちがちです。
バスに揺られ海を目指す道中では、停留所ではないのに、なんとこどもがタクシーをとめるが如く手を上げて、運転手はバスを停めて乗せる(しかも交差点曲がってるまさにその時に!交差点の途中ですw)という柔軟さがありました。
型式にカチカチと捕らわれない、人助けや協力という失われた大切なものがここには残っていました。
いやwwでもあぶねーよwww
と思いつつ海に着き、寄せては返す波の揺らぎを目と耳と鼻で感じながら、独特の潮風を集めて感慨深く思い耽りました。
心地よい。
リフレッシュするにはもってこいの久々の海でした。