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不動産投資でリア充

不動産投資は都心ワンルーム一択!その理由を書きつつ、それ以外のことも書いていきます。

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ニコニコ動画について思ういろいろなこと

ニコ動について思うことがけっこうたまってるので、一度ここでまとめたいと思います。



■サイトの設計について

かわんごがどこかで「ネットサービスというものは飽きられないように機能を増やしてバージョンアップを図っても、一定のところで詰むことになるから、ニコファーレや大会議、超会議といったイベントでごまかしてる」みたいな主旨のことを言ってたけど、これについて思うことが2つあります。

ひとつは、ユーザー視点から見たら超会議やニコファーレが赤字だとしても、プレ垢代をおもしろいことに使って還元してくれるのは喜ばしいことだし、株主から見ても広告宣伝費としては4~5億円の赤字なんて許容範囲だろう、ということです。協賛企業をジャンジャン誘致して赤字をもっと抑えられたら尚良しというところでしょう。

ただし、双方向のライブ会場っていうのは、パフォーマー側の目に留まる所にモニタがあればそれでおkな気がしないでもなかったりで、360度LEDにコメを流さなくても良かったかなと。バブル時代の派手さやカネを使えるTV業界や映画業界への嫉妬の反発に見えなくもなかったり・・・。

ということで、ニコファーレも話題を提供しただけってことで、アレけっこうお金かかってそうだから、最終的に回収できないんじゃないかって思ったり思わなかったり・・・w

もうひとつは、後で書くユーザー(コンテンツの作り手であるクリエイターや二次創作の作り手と、そのコンテンツを欲している人たち)のモチベーション維持のために、

『ニコニコ動画(古参、懐古厨)』
『ニコニコ動画(プロ、セミプロ)』

に分けたらどうかと思ってます。

なぜなら、今まのままでは確実にユーザーが離れる、もしくは幽霊会員ばかりになってしまうだろうし、そうなると中身の無い動画サービスになってしまうから。

その打開策として、棲み分けは絶対に必要な段階にきていると思うのです。

昔のくだらないネタ動画や、内輪で笑える動画が前者に、実際にプロとして活動している人の作品や、プロを目指していて色々な意見や指摘を必要としている人が後者にそれぞれ投稿する、と。

後者にはルーキーランキングなんかも導入してもいいかもしれません。一時期ひろゆきがMCでやっていた歌い手のオーディション(今もやってんのか知らないけどw)なんかも後者のカテゴリに入れて続けていけば良いと思う。

棲み分けにすることで、動画を荒らす人が減るのかなと。

基本的に荒らしはなくならないわけで、運営側はすでに誹謗中傷にあたるようなNGコメについて、コメした本人の画面では流れてても他の人の画面では消えてるという画期的な表示設定によって、できることはし尽くしているくらいです。

ニコ生で暗黒放送が人気あるのは、荒らし気質のある人達が思いっきりストレスを発散できる場として緑が容認してるからだと思ってたりしますし、基本的に荒らし自体がニコ動やニコ生からいなくなることは考えにくいのです。

でも運営が取った行動は、棲み分けではなく、クリエイター奨励プログラムでした。なんでクリエイター奨励プログラムを導入したかというと、運営がカネで解決しようとしたからです。クリエイターが報われればそのファンも暴走しなくなるだろう、ということです。

つまり、クリエイターやそのファンが「カネのことで嫉妬している」という判断をしてしまった。この考え方って、かわんごが嫌悪しているグーグルっぽくなっちゃってますよね。それとも、カネが生身の人間の感情の問題を解決するっていう考えなのかな?

コンテンツ代をタダにして広告モデルで稼ぐ、というグーグルらがネットの世界に敷いてしまった常識を覆し、コンテンツに対して対価を払うべきだというスタンスでいるかわんごが、ニコ動の生命線であるクリエイターに対して同じような視点で見てしまってはいけません。

とにかく、今のニコ動に流れている負の空気は、自然浄化を待つのではなく何らかのアクションを起こさないといけないと思っています。



■ニコニコ動画の企業努力

ニコ動の黎明期にはテレビ番組等を素材にしたMAD動画が大流行していました。

一時期は、ニコ動=MAD動画のサイトと言っても過言ではなく、歌ってみたや声まねの初期はアーティストやアニメの動画にアテレコしたものが多くありました。
(初期の頃は字幕や吹き替えで遊ぶようなサイトだと錯覚してましたw)

でも、2ちゃんねるのひろゆきが訴えられまくっているように、プラットフォーム上に違法なものがあるとその管理者に責任を求める向きが日本にはなぜかります。

そこで、おもしろいけどやむを得ず、ニコ動は自ら膨大な量のMAD動画を削除しました。
(MADじゃなくまんまうpされたミュージッククリップなどもたくさんありました)

もしかしたらニコ動は、この段階で一部のコアユーザーのみ残して廃れてしまっていたかもしれません。

個人的には、テレビ番組でもモノマネ大賞が目玉番組として人気があったり、パクりの総本山とも言えるめちゃイケが若年層に圧倒的に人気があったりしたわけですから、ネットだけが迫害される理不尽さは感じざるをえないわけです。

それはさておき、この危機的状況に陥ったタイミングで、もともと人気を博していた「東方」、「アイマス」と並んで御三家と位置付けられるようになる「初音ミク(ボカロ)」が登場し、ミクを使った作品がニコ動に投稿されるようになりました。

個人的にはここがニコニコ動画の3.0にあたると思っています。1.0はYouTubeにコメをのせてた時、2.0は独立した動画投稿サイトとなった時で、2.0時代までは二次創作中心、3.0からはオリジナルが加わったという感じです。

ミクのオリジナル作品からも派生作品や二次創作が生まれました。原作者(P)と使用者(歌ってみたや踊ってみた等)がシナジー効果を出している関係もあれば、Pと歌い手がいがみあってたりするケースもあったりと、問題を抱えながらも多くの動画が投稿され、ニコ動は盛況を取り戻しました。

その後、角川やavex、JASRACと包括提携し、かわんご自らジブリにもぐり込むという行動が、コンテンツ産業と著作権問題の解決こそがニコ動が生き残るための生命線だという姿勢がハッキリとわかります。

これは、一ユーザーとして高く評価したいし、感謝したいことです。

プレ垢課金システムに成功したドワンゴだからこそ、定額で音楽聴き放題みたいなこともいつかはできると淡い期待をしたりしています。



■ニコ動特有のクリエイターやパフォーマー

ニコ動の歌ってみた、踊ってみた、そしてPの人たちは、ある意味1からファンを獲得できているわけで、メディアによるマスの宣伝で人気を博した有名なアーティストたちとは違った強みを持っていることは間違いありません。

つまり、エ●ザイルやジャ●ーズと違い、プロデューサーが付かずにセルフプロデュースができるクリエイターが多いということです。

まったく無名のところから、うpした動画を沢山の人に見てもらうために、大規模なオフ動画を上げたり、コラボ動画を上げたり、ニコ生でリスナーと交流したり、イベントに参加して知名度を上げたり、もちろん歌や踊りを頑張って上手くなったりと、素人なりに色々と努力してるんですよね。

コンテンツでメシを食うとまではいかなくても、作品を多くの人達に知らしめるためには、有名になることが必須条件になってしまっていたりします。そして、有名になればアンチも増えるわけで、さまざまな嫉妬とも付き合っていかなければいけません。

マスメディアで活躍しているプロのアーティストにプロデューサーが付いているのは、有名にさせる機能と、アーティストの力を最大限引き出す効果と、アンチを抑える効果のすべてを担っているわけです。

日本を代表するクリエイター集団であるスタジオジブリですらプロデューサーはいるし、音楽が一番売れていた90年代の人気アーティストは小室プロデュース、MAX松浦プロデュース、佐久間正英プロデュース、つんくプロデュース、ジャニさんプロデュース・・・と、セルフブランディングして売れてたアーティストってLUNA SEAとかマリスミゼルみたいなインディーズ出身のバンドくらいじゃないでしょうか?

その中でも浜崎あゆみはセルフブランディングしてるってことを前面に出して人気が出たわけで、朝倉大介の手元を離れたTMRとかガクトが今なお個性と固定ファンを持って活躍しているのは真の意味でセルフブランディングができていたからということでしょう。

余談ですが、あゆの人気が落ちたのは固定ファンの獲得に失敗したからであって、商業的にマスを狙って宣伝を垂れ流しにわかファンばかりを獲得した結果、ファッションをまねた劣化コピーのファンたちが増えすぎて世間的に飽きられた挙句、そのミーハーなファンたちが別の何かに流れてしまったせいだと思ってます。セルフプロデュースの力があれば今復活できると思うんですけどね・・・。

とにかく、ニコ動にはセルフブランディング頼りで数千~数万規模のファンを持っている“アーティスト”が存在しているということです。



■YouTubeに切断されたことへの反骨心を忘れないでほしい

ニコ動は、もともとYouTubeに上がっている動画にコメントを載せられるサービスでした。

海外の映画に字幕を付けたり、あるいはウソの字幕を付けておもしろがったり、ウソの提供を載せたり、弾幕で画面を見えなくしておもしろがったり・・・。

ところが、ニコ動がYouTube側から切断されてしまいました。

その「おもしろいサービス」がつぶされたことに対して、ニコ動の運営に優秀な人材が集まり奮起して、独自の動画投稿サイトを立ち上げてしまいました。

この根性というかパワーをずっと持ち続けていれば、ニコ動は4.0、5.0と変身しながら生き続けるのではないかと思っています。



■二次創作文化と日本人気質の活かし方と著作権

そもそも日本の文化や技術そのものが二次創作的なものばかりであることから、二次創作に関してはある程度許容すべきだというのが個人的な見解です。

小型化やパロディといった「加工」や「リスペクト」という名の二次創作こそが日本のお家芸です。

その前提で考えると、ニコ動に対して削除要請をした権利者たちにはちょっと憤りを感じています。

もちろん、オリジナルのイメージを著しく貶めるようなものは削除対象にしてもいいですが、原作を使用したものは根こそぎっていうのはちょっとやりすぎかなと。

音楽の世界でも、日本で最も売れていると言われる部類の某アーティストなんか海外の楽曲をパクリまくってるわけだしw

そもそも文化はコアユーザーを残して衰退していきます。

大阪市で文楽に税金を投入するべきでないと橋下市長が叫んでますけど、たしかにそれは正論で自然現象として衰退しコアユーザーさえいなくなれば消えてなくなるのが文化です。

後世に文献から復興を目指す人が現れるかもしれません。

そうやって歴史は推移していくわけで、おそらくニコ動はコアユーザーだけ残って、ミーハーなユーザーは今後出てくるサービスに消費の対象を変えていくでしょう。

今までの文化は、ハイコンテクストになりすぎて衰退していくものが多かったのですが、ニコ動には動画が残り続けるので、誰かがまた掘り返してさらなる二次創作を生み出す可能性だってあるわけです。

著作権問題には積極的に会長自ら行動でニコ動ユーザーに示してくれているので、著作権法そのものの価値観を一新するまで頑張ってほしいと思います。

また、ニコ動のインタラクティブな技術の二次的な使い方として、遠隔地を結ぶダンスレッスンや職人芸の修行における師匠と弟子の結びつけ等、コメントで指導したりするような使い方ができたりします。

教わる側が1人、講師が複数ということもできたりするわけで、一人のアーティストの種を複数のプロデューサーによって育て上げるといったことも可能になるでしょう。



■コンテンツの消費場としては衰退するかもしれないが、コミュニティの場としては生き残る

もともとドワンゴが提供していた着メロサービス(音楽を介して話題が生まれる)もそうだけど、「コミュニケーション」のきっかけを提供するサービスとしてのニコ動やニコ生は残り続けると思っています。

そして、コニュニケーションを生んでいくサービスとしては、フェイスブックのように「数値化されたコミュニケーション」ではなく「生身の人間としてのコミュニケーション」を生んでいくスタンスであると、かわんごもニワンゴの社長も色んな場所で発言しています。

単純にクリエイターの作品の発表場所だというわけではないし、商業的価値だけしかない場所でもありません。

もともとが「街角にあるテレビ屋さんの前に集まる人達」「お茶の間でみんなでテレビを囲って見る状況」というものを再現したニコ動ですから、動画を介して、生放送を介して、様々な人間関係が築かれてきたでしょうし、これからも築かれていくでしょう。

また、コンテンツを介してコミュニケーションの場を提供するサイトですので、必ずしもコンテンツの目新しさや質を求める必要は無いのです。

コミュニケーションの媒体としての価値は相当高いでしょうし、廃れさせるわけにはいきません。

たとえサイト維持のためにプレ垢代が1,000円になったとしても。



という綺麗な結びでおわります。


(敬称略)





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記事のスタイルについて

今回から小見出しを付けて記事を書くことにしました。

自分の思考構造の問題で、だいたい5行とか10行で終わってしまうようなものはいつでも書けるのですが、それをむりくりふくらませて「ブログだったらこれくらいは文量あった方がいいよなぁ」というところまで内容を薄めてしまうのが嫌なので、
書きたいことの細かい範囲のテーマが一定ラインに達したらがーっと書こうと思います。

その細かい範囲というのが普段頭の片隅に置いている小さなテーマであり、書く時にはそれが小見出しとなるって感じです。





法治国家と正義

ダウンロード違法化などで色々と思うことがあります。
と言いつつ、言及するのはアップロードの方の話がメインになりますが。

私と同世代の人たちは、つまり2~30代の人たちは、非正規雇用だったり、年齢×万円の月給ももらえない職に就いてたり、不安定で信用力に欠ける自営業だったり、ニートだったりする人が多くいます。

このブログでメインに扱っている「不動産投資」のための融資はもちろん、自宅すらローンで購入できず、借りて住む部屋の家賃さえも制限されたりする立場の人が多い世代なのです。
(もっと言えば社会保障面でも圧倒的な社会的弱者です)

私が思うに、音楽や映画などの違法アップロードや、広告モデルで無料のサービスを提供する事業は、そういったお金が無い人を救済するための行動原理があるのだと思っています。お金があるところから収益を得て、お金が無い人に無料で何かを提供するビジネスモデル。

形は違うけど、ラジオなんかも同じ枠だととらえています。

そりゃ、著作権者からしたら「ナンテコトシヤガル!!」ってことになりますけど、前述の理由だったり、プロモーションの一環だと割りきってくれればいいんですけど、みんながみんなそう思って創作活動をしているわけではありません。

音楽であれば多くの人が聴いて覚えて口ずさんでたら、流行の波が生まれてさらにたくさんの人に知れわたり、良い曲であれば多少財布に無理をかけてでもCDってその時でも後の世代の人でも買いますからね。

個人的には世に商品として出す著作物はそうあるべきだと思いますし、本当に良いものが文化として音楽史に刻まれるようになるのだと思っています。

無償で他人の著作物をアップロードする人は、ビジネスに走る音楽業界の上の方の「権力者」に対するアンチ活動でもあるでしょう。だって、違法アップロードしても自分への見返りは無いのですから。海賊版を売ってたら、それは叩かれてしかるべきでしょうけど、音質だって正規版よりは悪くなりますし、そもそも聴いてる人はそれを所有できるわけではないですし。

法律というものは、必ずしも多数派の味方になるものではありません。もちろん法治国家である以上、法律こそが正義であり絶対なのですが。

はるか昔の日本で、豊臣秀吉が天下を治めていた時代、石川五右衛門は権力者だけを狙って財産を盗み、民衆からヒーロー扱いされていたといいます。そして、五右衛門は秀吉を狙った際に捕まって釜揚げの刑で処刑されました。

当時は政策の失敗で秀吉の人気が落ちていたこともありますが、富や幸福の偏りに対する嫉妬やフラストレーションが富める者や権力者に向かうのは当然です。「幸せなのは義務なんです」なんて価値観は、この頃は一切なかったでしょうし、社会って否が応でも周囲との嫉妬と付き合っていかなきゃいけませんからね。

現代でも五右衛門が英雄視されていることからわかるように、違法なこと(当時の法律はわかりませんが、謀反罪とか窃盗・強盗罪のようなものが適用されたと思います。まー権力側が罪名なんてなんとでもでっちあげられそうですけどw)を悪とする見方よりも、むしろ「五右衛門こそが正義で、権力者が悪」というのが一般的なとらえられ方になっています。

話を元に戻すと、違法アップロード者は、現代の五右衛門じゃないかと思うわけです。捕まるリスクを冒してでも行動に出るわけですから。

低所得者にも平等に文化的な生活を享受させよう、という意図や正義感があるのでしょう。

ニコ動が貧乏な若年層に圧倒的に支持されているのは、無料で、あるいは月額525円だけで、次々と新しいボカロ曲が発表され、それを生身の声で歌う文化があり、振り付けをつけた踊ってみたとして動画が上がり、加工しておもしろおかしく仕上げたMADで笑いが生まれる、などなど「お金がない社会人や中高生でも楽しめる」サービスと仕組みが出来上がっている(というか自分たちで作り上げたという意識がある)からなんですね。

ただ、制作側にも当然嫉妬心があるわけで、中には「タダで勝手に使われたくない」という人もいれば、気にせず「勝手に使っていいっすよ」って人もいます。

そこは自由でいいと思うのです。

規制する意味は何なのか。規制は誰のためなのか。

音楽であれば、その提供方法の仕組みを設計し直してはどうだろうか。ダウンロード方法と一体でデータの扱い方をしっかり取り決めしてはどうでしょうか。

ただ、そうなると音楽の「聴き方」を制限させることが、結果的には音楽業界の衰退につながるのですから、音楽業界にとってはマイナスですよね。

10月からダウンロードが刑事罰化されます。

内容は実際に施行され何らかの事件となり判決が出るまではなんとも言えない曖昧な感じになっていますが、文化庁の見解ではどうやらメール添付やP2Pでの音楽データのやりとりはOKらしいです。

・・・!?

法治国家=法が絶対、である国の新しい法律としてはあまりにもザル法です。

それに、なんでもかんでも規制するのではなく、ある程度裁量を民間の個々(警察や検察の個々に、ではないですよ!)に委ねる自由さがあっても良いような気もします。

結局、YouTubeを視聴することが違法とされるかもしれませんし、買ったCDをPCに取り込むこと(リッピング)も違法とされるかもしれません。買ったCDを自由に使用できないというのはメチャクチャです。時代をさかのぼってCDプレーヤーだけでしかCDを聴けなくなるということですから、音楽業界はそれを目指して法制化をプッシュしているのでしょう。

これって、別に法規制しなくても、具体的に言ってしまえば某A社が出してるCDが音源と思われる音楽データや映像データが違法アップロードされているのを、某A社が地道に訴えていけばいいだけの気がします。対応が難しければまたお客さんを泥棒だという前提をあからさまにさらけ出しながらCCCDで出せばいいわけですよ。

ニコ動だって、一生懸命違法アップロードの動画を削除し続けて今に至るわけですから。それはどの会社にも必要とされる企業努力というものです。

YouTubeやニコ動でプロモーションしてるアーティストだってたくさんいますし、ダウンロード販売しているアーティストだっているでしょう。

複製可能な音楽データよりも、ライヴ&グッズ販売や握手会やトークセッション等、複製できない価値の提供にビジネスモデルをチェンジしても良いと個人的には思うところです。

最初の話に戻りますけど、CDの形で不要なカラオケとかナシで音楽を聴きたい人に配慮して、あえて廉価で単曲を購入できるダウンロード販売をしているアーティストだっているわけです。

というわけで、音楽業界全体を巻き込んでいっしょくたに規制をする違法ダウンロード刑事罰化には反対の立場を取ります。

王か!








楽天はどこへ向かうのか

日本は製造業の分野では海外での実績は周知のとおりですが、昨今のコンテンツ(主にヲタ文化の)産業が海外でウケているのも同様に「日本国産」であることが売りであり、必ずしも海外に拠点を移す必要はありません。

ニコ動なんかも、以前は画面の右下に他国(他言語)版のニコ動のリンクがあったけれども、海外の人はそれを見ずに日本語版のニコ動を見て楽しんだり投稿したり放送したりしているようです。

海外にも「郷に従え」的な文化があることを、個人的には初めて知ったのですが、だとすると日本人が世界でサービス展開をするためには必ずしも提供側が世界に対して迎合する必要はないということです。

ここでふと思うのが、楽天の「社内言語を完全に英語化しよう」という試みです。なんでもTOEICで規定の点数を割ったら立場が危うくなるんだとか?w

英語公用語化の目的は
■日本の技術者は海外の集まりに出て行かない
■海外の文献を読まない
■グローバル企業の基本言語は英語ということ

ということらしいです。
まぁ理系の研究者についてはけっこう英語の論文を読みも書きもしますけど・・・。

菅がe-G8で何も発言できなかったり国際舞台で孤立していたのはみんな知ってのとおりですけど、中曽根や小泉や麻生が優秀だったわけではなく、多くの日本人は菅のようになってしまう気質があるのだと思います。

三木谷はこれを無理くり変えて世界で活躍する人材を育成しようと、世界にサービスを広めてくれる人材を育成しようと、そういう意図があるのでしょう。

ただ、その国その地域にサービスを持ち込もうとした場合、言語だけでなく慣習や商習慣についてもできるだけ違和感を感じさせてはいけないと思う。

日本に進出してきた海外企業ひとつとっても、おそらく若干違和感のある日本語で作成されたHPを見ただけでは「よくわからない」と思うでしょう。会社概要の書き方から既に慣習が向こうとは違うわけです。

内容をなんとなく理解はできたとしても、いざ取引をしようとすると契約となるわけで、そうなると法律だったりとか色々とシビアな問題も絡んでくるわけで、実際の窓口では日本人が対応したとしても、そのバックにある会社に対して理解(というか精神的な納得にもとづく判断)がなかなかできないと思います。特に日本人は。

グーグルなんかは無料だしリスクが無いと思ってみんな使ってますけど、規約だとかを細かく把握して使ってる人なんてあんまりいなさそうですよねw

で、一番気になるのは、楽天が
■先進国に進出して成功しようとしているのか
■後進国に進出して成功しようとしているのか

の、どっちなのかってことです。

当たって儲かるのは前者ですけど、それはつまり米国で成功を収めて、それを日本に逆輸入するということです。現地と同レベルの言語能力を身につけて初めてスタートラインに並べるわけですから、このハードルはかなり高いです。

提供しているサービス自体がオーソドックスなものなので、これは無いと思います。

後者は後進国のネット上のインフラを便利にして生活を向上させようということですけど、結局日本との格差を考えるとあんまり儲からないんじゃないかな・・・と思うのです。

後進国と先進国の情報ギャップを埋めるサービスだから現地の人には喜ばれるとは思いますが、現地右翼とかの存在はまーここでは触れないとしても、果たして採算がとれるのか、ということですね。

それに進出した国の賃金と能力の兼ね合いで、既存の日本人従業員の賃金が下げざるをえないことにもなるかもしれませんし、そうなると他社に貴重な人材が流出する懸念もあります。

まー、一番の目的は、社内で腐る人材を生まないためのカンフル剤的な英語公用語化だと思いますけどね。うまいこといけばいいんですけど。

タイトルと全然関係ない締め方しちゃうけど、ー、一が顔に見えますたw

※敬称略










 

ベーシックインカムについて

個人的には「ベーシックインカム」推しです。
 
ムダに公共事業をしたり、下層民を苦しめてまで消費税増税なんてしないで、事実上の“固定資産”に課税して徴収した財源でベーシックインカムという形でダイレクトに配れば良いと思うんです。
 
経済って結局お金が循環してなんぼだから、老人が孤独死して動いてない不動産とか、使いもしないのに貯め込んでる預貯金とか、ちゃんと動かして循環させていかないと。
 
銀行に預金なんかしてても国債買われて、それが国の借金=国民の借金みたいな謎の解釈が一般的な認識に摩り替えられかけたりするだけなので、まったく意味が無いですよね。
 
ゆうちょに貯金なんかしてても財投で公共事業にまわされて、特定の事業者にしかカネがまわりません。
 
「万が一何か入用があったら・・・」というときのために平均的な人たちは預貯金をしているのでしょうが、一定期間に一定の金額が入ってくる保証があれば預貯金として眠らせておくお金も少なく済み、結果的に経済が活性化することにつながるのではないでしょうか?
 
事業主は仕事をしてない高給取りを切りやすくなります。60万払ってた無能課長をクビにして、テキパキ動ける若者を20万で3人雇えるようになります。
 
また、ベーシックインカムがあることで、「この人クビにしたら家のローン払えなくなって首吊るんじゃなかろうか?」というような心配もずいぶんと緩和されるでしょう。
 
 
 
ベーシックインカムに難があるとしたら、配り方とその費用です。これは役所に取りにこさせれば解決できるように思います。
 
振込手数料やら現金書留やらかけないような形にして、かつ窓口の人件費もかけないように、役所の自動交付機に電子マネーとしてベーシックインカムをチャージできるようにしたら効率良く受け取れるようになるんじゃないでしょうか?
 
 
 
財源は従来の固定資産税とはまた別の「事実上の固定された資産」である相続財産や預貯金に対して課税したらいいと思います。
 
経済は銀行を中心に回っていますが、銀行でお金が止まってるマイナスの面を解決することで経済が活性化する糸口って見つかりそうなんですよね。
 
 
 
ベーシックインカムの反対意見として誰も働かなくなって経済が悪化するというものがありますが、額に汗して給料を稼ぐっていう形にこだわらなくても良いんです。
 
働くアリもいれば、働かないアリだっているんです。それが自然です。
 
働きたくないアリにムリに働かせて給料を払うことで、働きたいアリの給料が昇給しなかったりするわけです。
 
旧時代の「働かざるもの食うべからず」だとか「勤労の義務」だとか(いちお憲法ですけどw)、そういう価値観によって日本の経済がいつまでたっても次のステージに進んでない気がします。
 
結果的に、「その仕事、要る?」っていう仕事がかなり増えてしまいました。
 
いや、多くの仕事は基本的に「無くてもいいもの」のための仕事です。
 
そういうのは、仕事がしたい人だけにやってもらって、働きたくないDNAや性格を持って生まれてきた人は、とりあえずベーシックインカムを配っておいて、それ以上の生活をしたければ好きに働いてね!ってしておけばいいんです。
 
都内しか知らないので他はどうか知りませんが、コンビニや飲食店のアルバイトって半分くらい外国人が従事しています。
 
雇う側は、拙い日本語で接客している外国人(たぶん学生さん)よりは、多少コミュ障でも日本語でコミュニケーションが取れる日本人を採用したいでしょうから、働きたいと思えばいつでも働ける環境は今すでにそろっています。
 
 
 
非正規雇用でも人生あきらめずに済む人も増えるはずです。
 
いろいろあきらめなきゃいけなかったことが、希望に変わるはずです。
 
結婚や出産、マイホームなどなど。
 
田舎はもちろん、郊外であれば中古の1000万くらいの物件を月5万くらいの支払いで買えたりしますからね。都心でもDINKS世帯が住めるような中古マンションが、それに近い形で売ってたりもします。

銀行は必ず毎月入ってくるベーシックインカムがあれば、規定の返済比率以内であれば住宅ローンくらいは貸してくれるようになる・・・かな?w

少なくとも、賃貸の保証会社なんかは生活保護受給者の生活保護費の安定性を見て、審査の承認は容易に下りているのが現状です。
 
 
 
小飼段さんは相続に100%課税するだけで、ベーシックインカムの財源は確保できると試算していますが、実現性はかなり高いと思います。
 
 
 
BIHY





 
 

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まこち
職業:
ネット遊牧民
趣味:
寝ること
自己紹介:
マニフレックス社の高反発マットレス「モデルEXⅡ」、「ピローグランデ」の組み合わせは神。パイル地が好きなので肌が当たる面にはタオルケットやタオルを当てて寝てます。寝具にはこだわるといいお(:3[__]


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